25㎡の1Kで収納を増やさずに片付く。私が手放したもの5つ
「部屋が散らかってきたから、新しい収納ボックスを買おうかな……」そう思ってスマホでネットストアを眺める夜、ありませんか?私も以前はそうでした。でも、25㎡の1Kでは収納家具を増やすと居住スペースが圧迫されるばかり。今回は、収納を増やす代わりに「手放して」部屋が片付いた5つのものをご紹介します。
1Kの収納不足は「増やす」より「手放す」が近道
20代後半の会社員になり、今の25㎡の1Kに引っ越してきた当初。うちの1Kの収納は、備え付けの小さなクローゼットと、靴箱、そしてコンパクトなキッチン下収納くらいしかありませんでした。
最初は「収納スペースが足りないなら作ればいい」と考え、仕事帰りにふらっと立ち寄った雑貨屋で可愛い収納ボックスを見つけては買い足し、「これで片付くはず」と無理やり物を詰め込んでいました。 でも、収納用品が増えれば増えるほど、部屋の余白はどんどん消えていきます。ボックスを重ねるたびに圧迫感が生まれ、くつろぐための部屋がまるで倉庫のようになってしまったのです。
特に、保護猫のむぎをお迎えしてからは、事態が急変しました。むぎのためのキャットタワーや猫用トイレ、おもちゃのスペースを確保するためには、本気で物の見直しをしなければなりません。「収納家具を買って解決する」ことには、物理的な限界がありました。
狭い部屋でも、むぎがのびのびと走り回れる空間を作りたい。そして私自身も心地よく暮らしたい。そう思って始めたのが、「収納を増やす前に、中身を手放す」というシンプルなルールの徹底でした。
狭い部屋を広くする、私が手放したもの5選
ここからは、私が実際に手放したことで、劇的に部屋が片付き、収納スペースに余白が生まれた5つのアイテムをご紹介します。
1. 用途が限定される「専用洗剤」
以前の私のシンク下収納は、お風呂用、トイレ用、ガラス用、キッチン用、床用……と、用途別の洗剤ボトルで溢れかえっていました。ドラッグストアに行くたびに「これがあればもっと綺麗になるかも」と買い集めていたのです。 ある休日、奥の方からドロドロになった古い洗剤のボトルが出てきたことにうんざりして、思い切って専用洗剤を手放すことにしました。
- 兼用できるアイテムに絞る:家じゅうの掃除に使えるマルチクリーナーと、食器用洗剤の2つだけに絞りました。
- 猫にも安心な成分を選ぶ:むぎが床を歩いたり寝転んだりするので、刺激の強い専用洗剤をやめ、植物由来の優しい成分のものを選んでいます。
- ストック管理の負担を減らす:洗剤の種類が減れば、残量の確認も詰め替えの購入も劇的にラクになります。
専用洗剤を手放したことで、シンク下にぽっかりと空きスペースが生まれ、日用品のストックがすっきりと収まるようになりました。
2. 来客用の「予備の布団と食器」
1Kの貴重なクローゼットの天袋を、長年占領していたのが「来客用の布団」でした。実家の家族が泊まりに来るかも、友人が終電を逃すかも……と念のため持っていたものの、実際の出番は1年に1回あるかないか。
- 「念のため」のコストを見直す:年に数回のために、高い家賃の一部(収納スペース)を支払い続けるのはもったいないと気づきました。
- 外部サービスを頼る:もし誰かが泊まることになったら、その都度布団のレンタルサービスを利用するか、近くのビジネスホテルを案内することに決めました。
同じ理由で、来客用のマグカップや取り皿も思い切って処分。今では、自分がお気に入りのうつわを少しだけ持ち、友人が来たときはそれをシェアして使っています。食器棚もすっきりして、ひとり分の自炊がしやすくなりました。
3. かさばる「バスタオル」
お風呂上がりにふかふかの大きなバスタオルに包まれるのは幸せですが、ひとり暮らしの狭い脱衣所では、その大きさが悩みの種になります。洗濯機置き場の上の小さな棚に、バスタオルをギュウギュウに押し込んでいました。 そこで、一般的なバスタオルをすべて手放し、ひと回り小さな「ビッグフェイスタオル」に買い替えました。
- 洗濯のハードルを下げる:小さめのタオルなら、ひとり用の小さな洗濯機の容量を圧迫しません。
- 乾きやすさを重視する:在宅勤務の日の昼休みにサッと洗濯して部屋干ししても、夕方にはしっかり乾いてくれます。干すスペースをとらないのも優秀です。
収納スペースが半分で済むようになり、空いた棚のスペースにむぎのグルーミンググッズを置く余裕も生まれました。
4. シーズンオフの「かさばる冬服」
冬場に活躍する厚手のウールコートやざっくりとしたローゲージニット。可愛いけれど、春から秋にかけてはクローゼットを圧迫する厄介な存在でした。ハンガーがぎゅうぎゅうに詰まっていて、服を取り出すたびに別の服が落ちてイライラすることも。
- アウトソーシングを活用する:狭い1Kの収納を最大限に活かすため、私は「保管付きの宅配クリーニング」を利用しています。
- プロの環境で保管してもらう:春先に冬服を箱に詰めて送るだけで、クリーニングした上で次の冬まで最適な環境で預かってくれます。
うちの場合、1シーズンで数千円程度の出費になりますが、服のコンディションも保てますし、自宅の外に「第二のクローゼット」を持つ感覚で利用しています。クローゼットに余白ができたおかげで、毎朝の服選びがスムーズになりました。
5. 床置きしがちな「大きなゴミ箱」
以前は、キッチンに燃えるゴミ用、デスク横にプラスチック用……と、部屋のあちこちに大きめのゴミ箱を置いていました。 しかし、むぎがゴミ箱の中身に興味を持ってイタズラしてしまうことが増えたため、思い切って床置きのゴミ箱をほぼすべて撤去しました。今は、キッチンのシンク扉に引っ掛けるタイプの小さなゴミ袋ホルダーひとつで生活しています。
- ゴミを溜め込まない仕組み作り:ゴミ箱が小さいとすぐにいっぱいになるため、こまめにゴミ捨て場へ持っていく習慣がつきました。
- 床のスペースを空ける:床に置くものが減ると、掃除機もかけやすく、部屋全体が広く見えます。
ゴミ箱をなくしたことで、むぎも障害物を気にせず、楽しそうに部屋の端から端まで駆け抜けています。
手放して気づいた、ひとり暮らしの心地よさ
収納ボックスを買って無理やり物を押し込んでいた頃は、「片付けなきゃ」「綺麗に収納しなきゃ」という見えないプレッシャーにいつも追われていました。仕事でクタクタになって帰ってきた夜、ごちゃごちゃした部屋を見てため息をつくことも多かったです。
でも、物を手放して「自分が管理できる量」まで減らしてみると、不思議と心に余裕が生まれました。収納用品がなくても部屋がすっきりと片付き、探し物をする時間もゼロになりました。
休日の朝や在宅勤務中にふと部屋を見渡したとき、余白のある空間でむぎが気持ちよさそうに日向ぼっこをしているのを見ると、「この部屋のサイズ感が、今の私にはちょうどいいな」と心から思えます。
まとめ
今回は、25㎡の1Kで収納を増やさずに片付いた、手放したもの5つをご紹介しました。 今日から真似できるアクションとして、以下のことから始めてみてはいかがでしょうか。
- 用途別の専用アイテムを「兼用できるもの」に替える
- 「1年以上使っていない来客用グッズ」を見直す
- 床に直置きしているものを1つだけ減らしてみる
収納を増やす前に、まずは手放す。これだけで、狭い部屋でも心地よい空間は作れます。週末に少しだけ、持ち物の見直しをしてみませんか?
よくある質問
Q. 手放すかどうか迷ったときはどうしていますか?
💡 迷ったものは「保留ボックス」に入れて、クローゼットの奥に1ヶ月ほどしまっておきます。その期間中、一度も存在を思い出さなかったり、なくても生活に支障がなかったりしたものは、手放す決心がつきます。
Q. 粗大ゴミや不用品を捨てるのが面倒で溜まってしまいます。
✅ 私も以前はそうでした!今は、不用品が出たら「その日のうちに自治体の粗大ゴミ収集をネット予約する」と決めています。回収日が決まれば、あとはそれに合わせて重い腰を上げるだけなので、後回しにしなくなりました。
Q. どうしても捨てられない思い出の品はどう収納していますか?
💡 手紙や写真などの思い出の品は、「小さなボックス1つ分だけ」と上限を決めて大切に保管しています。その箱に収まらない分は、写真を撮ってデータとして残し、現物は感謝して手放すようにしています。